MS-Excel/一般的な書式設定

合計行は、列の情報を要約する数式を含むオプションのテーブル要素です。 通常、合計行は表示されません。 合計行を表示するには、テーブルツールテーブルスタイルのデザインオプション合計行を選択します。 このコマンドは、合計行のオンとオフを切り替えるトグルです。

デフォルトでは、合計行には数値の列の値の合計が表示されます。 多くの場合、別のタイプの要約式が必要になります。 [合計]行のセルを選択すると、ドロップダウン矢印が表示され、他のいくつかの集計数式から選択できます。

なし:
数式はありません。
Average:
列内の数値の平均を表示します。
Count:
列内のエントリの数を表示します。 （空白のセルはカウントされません。)
Count Numbers:
列内の数値の数を表示します。 (空白セル、テキストセル、およびエラーセルはカウントされません。)
マックス:
列の最大値を表示します。
Min:
列の最小値を表示します。
Sum:
列の値の合計を表示します。
StdDev:
列内の値の標準偏差を表示します。 標準偏差は、値がどのように「広がっている」かの統計的尺度です。
Var:
列の値の分散を表示します。 分散は、値がどのように「広がっている」かの別の統計的尺度です。
その他の関数:
関数の挿入ダイアログボックスが表示され、リストにない関数を選択できます。

ドロップダウンの選択肢は、SUBTOTAL関数を挿入し、特別な構造化構文を使用してテーブルの列を参照します。 SUBTOTAL関数の最初の引数は、表示される集計のタイプを決定します。 たとえば、最初の引数が109の場合、この関数は合計を表示します。 Excelで挿入された数式を上書きし、行の合計セルに好きな数式を入力することができます。

SUBTOTAL関数は、フィルタリングによって隠されたデータを無視する唯一の関数です。 フィルター処理されたテーブル内のデータを参照する他の数式がある場合、これらの数式は表示されているセルのみを使用するように調整されません。 たとえば、SUM関数を使用して列Cの値を追加し、フィルタリングのために一部の行が非表示になっている場合、数式は表示されている行だけでなく、列Cのすべての値の合計を引き続き表示します。